日頃からクライアントの皆さまには、緊急時用のフラワーエッセンスを一人一本、あるいは一家に一本、お持ちになることをお勧めしています。
フラワーエッセンスは医薬品ではなく、医学的治療に代わるものでもありませんが、突然の事故や事件に遭遇した時、動揺している時、強い緊張状態にある時、ストレスのかかる場に挑む時(手術、テスト、面接、試合、舞台、法廷など)、そして自然災害時などの様々な緊急時にエネルギーと心のバランスをとり戻すサポートをしてくれます。
私自身も緊急時用のエッセンスは常に携行しています。
突然意識を失った人に使用したこともあります。
世界中のエッセンス・メーカーが緊急時用のフラワーエッセンスをつくっていますが、今回は最も広く知られ、世界中で使用されている、エドワード・バッチ博士の 'ファイブフラワー(レスキューレメディ)' とその使用方法をご紹介いたします。
ショック・恐怖・パニック・緊張・絶望・意識朦朧などに対応した5種類の花のエッセンスに塩とブランデーが入っています。
【水に入れて飲む】コップの水に4滴のエッセンスを入れて、ショックが和らぐまで少しづつ飲む。その後は15分~60分おきに服用する。
【水がない場合】4滴のエッセンスを舌下におとす。
【意識がない場合】唇・歯茎・耳の後ろ・手首・こめかみなどにエッセンスを刷りこむ。
【しばらくの間、使用したい時】4滴のエッセンスを1日4回服用する。
火傷や打撲などの外傷に使用する場合は、500ccの水に6滴のエッセンスを加えて患部に塗布します。
また、シュガーグラニュールというキャンディタイプのエッセンスもあります。こちらは1回7-10粒を口に入れて溶かすか、お茶やお水などに溶かして飲むことができます。ノンアルコールですのでお子さまにもお勧めです。
写真:
(右) ヒーリングハーブス社 'ファイブフラワー'
(左) ヒーリングハーブス社 'シュガーグラニュール ファイブフラワーレメディ'
参考文献:
『バッチの花療法』メヒトヒルト・シェファー著、林 サオダ訳、フレグランスジャーナル社、1994
『心を癒す花の療法』ノラ・ウィークス著、林 陽訳、中央アート出版社、2013